至れり尽くせり

オープンモデルのエスには、ウインドデフレクタなる装備が在るのをご存知の方も多いと思う。本当に整流効果のあるものかどうかは解らないが、ホンダならではのスタイリッシュなアイデアではないか。
私のエスにも、中央が垂れ下がっているものの、それは付いてきた。(オリジナルなスモークグリーンではなく、黒プラスチック)
では、幌を立てたときに何処へしまうの?いやはや、これにもアイデアが。
以前まで私のエスには、所謂4点式シートベルトを装着していた。(4点式のためのアンカーが標準装備されているのも感動もの)
そのアンカーが邪魔をして、デフレクタを格納できず、仕方なくこんな感じで済ませていた。
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最近は4点式シートベルトの必要性もあまり感じなくなり、(街乗りに関してだが)2点式に戻した。
そこで以前から付けてみたかった「ウインドデフレクタホルダ」を引っ張り出した。←こう書くと、たいそうな部品のように聞こえるが、ストックパーツをひっくり返してやっと探し出したのだ。
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これはもともと付いていた幌ストラップの金具。
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で、いきなり交換後。何だと思われるかもしれないが、40年以上前のこのアイデアには、鳥肌さえ立ってしまった私だったのだ。
金具の下に伸びたゴムを貼り付けたホルダに件のものをはめ込んで、、、、
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こうなっちゃうんです。
どう?あまり感動しない?私、これを付けてみてはじめて、幌ストラップの余っている端の長さの意味を知ったのだ。
S500、40年以上前のこのアイデアひとつにも創り手の「粋」を感じずにはいられない。

うーむ。ますます癖になる。