一番長い日

俄かメカニックの3ヶ月間もあっという間に過ぎ、いよいよ納車の日が近づいてきました。今まで乗っていた下取り車のAE86をノーマルに戻し、(アルミホイール、ステアリング、マフラー、タコ足)わくわくしながら向かいました。

すっかり組みあがった、あらためて見る僕のエスハチ。(小さいなぁ、、、)

「ひとまわりしてみる?」これまた小さなキィをわたされた僕は、これまで何回か新車のキィをわたされたときよりも緊張していました。

ヴォン!あっけなくエンジンはかかりました。すでにエンジンは程よく温まっていたのです。(後日、冷間始動にチョークの存在を知りました。)

操作系はAE86と較べても特に違和感はありませんでした。スロットルの敏感さを除いて、、、。

スカッ!!いきなりのエンスト。スロットルの敏感さに怖気づいたか、800ccのトルクの無さのせいにしても始まりません。スロットルを煽って、少しずつクラッチをつなぎます。

ブオー!!!勢い良く大通りに飛び出した僕の顔は、きっと緩みっぱなしだったでしょう。でもこの後、少し複雑な気持ちになるのです。

                           続く