クラッチマスターのOH

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

次にいよいよクラッチマスターのオーバーホールに取り掛かる。それまでは、フルードが滲んでいる程度だったが、(おかげでマスターの下は錆びまくっている。)この冬、急に寒くなったのでカップのゴムが縮んだんじゃないか?いきなり漏れ出した。(1週間に1ccくらい。)

まず、フレアナットを緩めてみるがとても硬い。ナットをなめそうになったので、結局あきらめ、搭載状態で強行することに。

フルードを抜くと底のほうはどろどろになってしまっていた。これはなんだろう?そういえばクラッチフルードはいつも濁っていたな。(ブレーキのほうは濁りなしなのに。)抜けたフルードのほうもなにやら水が混じったような感じだ。

クレビスピンをはずし、ブーツも外してびっくり。ここもまるでエイリアンのようにどろどろだ。メンテナンスフリー(自分の中で)もここまでくるとこんな罰が当たる良い見本のようだ。この後、スナップリンクを外すのに約15分、そしてプッシュロッドとワッシャも固着してすんなりとは外れず、スライディングハンマーよろしく、10分ほどスポンスポンやっていたら、ようやく抜けた。

取り出したカップは、左側の新品と比べてやはり一回りは小さく見える。この部品は、スプレッドツール様にお世話になりました。

シリンダーの中もできるだけ掃除。エアとか使いたかったがそんなものはない。できることは自分の口でフーーーーー!!!幸いシリンダーの段つきはなかった。

この後、組み付けは順調に進み、エア抜きも結構一人でできるもんだ。ワンウエイバルブとか使わずに、ホース1本で。(クラッチだからできたような。ブレーキだとこうはいかないだろう。

結局3時間ほどかかってしまったが、達成感もあり、楽しみました。ただ、吹きっさらしの中の作業は寒かった、、、。